キャンプで使うデジタルグッズの充電ボックスをDIYしたので紹介します
自宅でスマホやタブレットなどを充電の時に、ケーブルをきれいに隠さないと乱雑に見えてイライラする方も多いと思います
それはキャンプでも同じ
せっかく遊び着たのにイライラしてはもったいない
そこでキャンプならではのデジタルギアの充電ボックスを作ることにしました
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キャンプ用充電ボックスの機能
キャンプ用の充電ボックスは、自宅用とは少し違った機能が求められます
と言うのも、キャンプでは(電源なしサイトだと)頼れるのはバッテリーのみ
つまりモバイルバッテリーを含めた充電ボックスが必要です
我が家では、キャンプでは普段使いのモバイルバッテリーに加えて、少し大きめのバッテリーも持っていきます
使っているのはSUAOKIのS270というポータブルバッテリーですが、LEDランタンを増設したり、キャンプギアのデジタル化が進んできているので、ちょっと役不足になりつつあります
S270の実践レポートについてはこの記事を参考にして下さい
そこで将来を見据えて、大容量ポータブルバッテリーのド定番、Smart TapのPower ArQを購入しました
今回作る充電ボックスは、そのPower ArQ(もしくはそれよりも小さいサイズ)に対応したものになります
この前提でキャンプ用の充電ボックスのスペックを考えてみると次のようになりました
- 充電ボックスとしての基本機能(電源とケーブルを格納してケーブル先端だけ引き出せる)
- 大容量ポータブルバッテリーが収まる大きさ
特に2番目の項目が重要なので、我が家では、スノーピークのシェルフコンテナ(シェルコン)と自作天板の組み合わせで充電ボックスを作ることにしました
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シェルコン+天板の充電ボックス
我が家で採用を決めたシェルコンと天板の充電ボックスですが、そもそもシェルコンって何?と言う方のために解説を少し
シェルコンと言うのはスノーピークのシェルフコンテナの略で、キャンプ用の収納ボックスのことです
photo by snowpeak
我が家ではキャンプに持ち出すメインの収納ボックスとしてだけでなく、他の先輩キャンパーさん同様に、テーブルの土台や収納ラックとしても活用しています
今回は、そのシェルコンを使って充電ボックスを作ろうという計画
基本設計は次のように考えています
- シェルコンは小さいサイズの25
- 2つ縦にスタックする
- 上のシェルコンにバッテリーやケーブルを収納
- ケーブルを引き出せる天板をDIYして蓋をする
- 下のシェルコンは必要なら開いて使ってもオーケー
- これをメインテーブルの脇に置いておく
シェルコンをご存じの方ならこれでイメージが湧くと思いますが、取りあえず百聞は一見にしかず、完成形はこんな風になってます
手前がメインテーブル、奥がシェルコンを使った充電ボックスです
シェルコンの天板を開けると、こんな風にバッテリーとケーブルがが収納されています
そしてケーブルを引き出すところは少し工夫していて、天板にスリットを入れてケーブルを挟む方式としています
ちなみにスリットは全部で3つ
パパ、ママ、娘のケータイを想定しています
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設計の細かいところと使い方
以上でだいたいの様子はおわかりかと思いますが、設計の細かいところと使い方の補足を少し
シェルコンのサイズ
まずシェルコンのサイズですが、シェルコン25は高さが約20センチなので重ねると約40センチ
つまり一般的なローテーブルと同じ高さになります
我が家ではそれを狙ってシェルコンは25で揃えているので(4つ使ってます)、今回はそのうちの2つを重ねています
また先に述べた通りポータブルバッテリーはPower ArQを使っています
そのサイズとシェルコン25の内寸を比較すると以下のようになってます
縦 | 横 | 高さ | |
---|---|---|---|
シェルコン25 | 52cm | 32.5cm | 21cm |
Power ArQ | 30cm | 24.2 cm | 19.3 cm |
PowerArQはポータブルバッテリーとしてはサイズが大きいのですが、シェルコン25なら中に収まるので基本的には問題なし
ただし高さ寸法が結構ギリギリなので、ケーブルの取り出し方に少し工夫が必要です
今回はL字のUSBコネクタやコンセントを使って、高さ方向に飛び出さないようにしました
使い方
次に今回作った充電ボックスの使い方ですが、先に述べた通り、天板に載せるギアは3つまでと決めて設計しています
あまり天板の上がごちゃごちゃしてしまうと、せっかく充電ボックスでケーブル類を隠す意味がなくてってしまうからです
ただ同時に充電したい物は確実に3つ以上あるので、その場合は、スマホ3つ以外は全て充電ボックスの中に入れてしまおうと思ってます
その意味でもシェルコンを使った大きな充電ボックスには意味があると思います
スマホ以外に充電が必要なものと言えば、パパのApple WatchやLEDランタンと言ったところですが、我が家のLEDランタンはベアボーンズリビングのビーコンランタンが2つ、同じくベアボーンズリビングのフォレストランタンが1つなので、例えばS270なら全部いっぺんにシェルコンに入ってしまいます
またいつものPowerArQでもビーコンランタンは2つ入ります
もちろん上段のシェルコンに入りきらないなら、ケーブルを脇から出して、下段のシェルコンに入れてしまえば表に出てきません
と言うことで、とにかく充電中のデジタルギアは表に出さず隠してしまおうと言う作戦です
我が家のLEDランタンについては以下の記事で解説しています
まとめ
以上、我が家で導入したシェルコンと天板を組み合わせた充電ボックスの紹介でした
これからますますキャンプとデジタルギアは切っても切れない関係になると思う一方、あまり表に出したくないと言う感じもあって、今回ようなじを考え出したというのが、正直なところです
他にもいろいろなやり方はあると思いますが、もし良かったら参考にしてみて下さい
ポイントはいろいろ隠せるデカイ充電ボックスです!