いよいよおしゃれキャンプへのステップを詳細に解説していきます
まずはステップ1の公園ピクニックです
- 公園ピクニック
- ベランピング
- デイキャンプ
- レンタルテントキャンプ
- マイテントキャンプ
- おしゃれセンス磨き
キャンプを始めたいと思っていても何から取りかかれば良いのかわからない、我が家ってほんとにキャンプにハマるかな?、そんな疑問を持っていても、公園ピクニックなら比較的簡単に始められそうです
ただ、ここで言う公園ピクニックは普通と少し違います
あくまでも将来キャンプに行くことを念頭に置いているので、いくつかのキャンプギアを導入します
結果的にちょっとゴージャスな公園ピクニックが完成するはず
もしキャンプをやらないとしても、これはこれで楽しそう公園の方が頻繁にいけるので、実はこっちの方がハマってしまうかもしれませんね
コンテンツ
目標と購入キャンプギア
このステップの目標と購入するキャンプギアは次の通りです
目標
- リビング・ダイニングを設営する
- アウトドアアクティビティを楽しむ
購入キャンプギア
- テーブル(スモール)
- チェア
- キャリーカート
一般的にキャンプサイトは、大きく分けて、テントを含む宿泊エリアとタープ下のリビング・ダイニングエリアで構成されています
公園ピクニックの目的は、このリビング・ダイニングを実際に設営して使ってみることです
そのために必要なのは、テーブルとチェアとそれを運ぶキャリーカート(キャリーワゴン)
これらを公園に持って行って、そこでお弁当を食べたり、おしゃべりをしたりくつろいだりゴージャスピクニックを満喫してみましょう
このときに、必須ではありませんが、以下のようなピクニックやレジャーで使えるギアも必要に応じて揃えると良いと思います
- ポップアップテント
- レジャーシート
- ブランケット
- テーブルクロス
ロースタイル、ハイスタイル
キャンプについていろいろ下調べしている方はご存じだと思いますが、キャンプチェアやテーブルについては、必ずロースタイル・ハイスタイルの選択を迫られます
ロースタイルは高さ約40センチのテーブルとそれに合わせたローチェア、ハイスタイルは約70センチのテーブルとチェア(普通のダイニングテーブルと同じ高さ)になります
両者ともメリットもあればデメリットもありますが、最近の流行はロースタイル
例えばInstagramなどでみるおしゃれキャンプサイトはほとんどロースタイルで設営しています(こんな記事 が参考になります)
我が家は当初、「地面に近いと虫が近くにいてやだ」との意見からハイスタイルで始めましたが、「意外とそうでもないわ」とのコメントですぐにロースタイルに変更・・・
ある程度は予想していたので、ローチェアは買い増しましたが、テーブルはハイ・ロー両方使えるタイプにしておきました
ハイ・ローの考え方は人それぞれですが、うちでは子供も大人も同じ目線でテーブルを囲めるので、ロースタイルを選んでいます
ロースタイルは最近のトレンドなので製品の種類が豊富です
特別な理由がない限り、ロースタイルを選んでおけば失敗は少ないでしょう
チェアの選び方
チェア選びの考え方
ハイ・ローが決まったら、早速チェア選びをしてみましょう
キャンプチェアは多くのおしゃれキャンパーさんがこだわっているアイテムで、おしゃれなチェアは、それこそ星の数ほどあり、かなり迷うところです
もちろん自分が良いなと思うデザインや機能で選べば良いのですが、チェアの場合、人数分そろえなければいけないので費用がかさむことを念頭に置く必要があります
かつインテリアとして自宅でも使うことを前提にすると、どんどん高いものに目移りしてしまい、結果かなりの高額投資になってしまいます
そんな時はぜひ、買取サービスを検討してみてください
調べてみるだけでも良いです
例えば、キャンプ情報ポータルサイトで有名なCAMP HACK の運営会社がやっている買取サービス 買うとドアなど、キャンプ用品専門の買取サービスがいくつかあります
考えが変わったら買い取って貰って新しいものに乗り換えると言う手段を1つもっていれば、このあとのキャンプギア選択の幅が大きく広がります
この買取サービスの有効活用は、実は失敗しないおしゃれキャンプの始め方のポイントの1つです
また、比較的安い定番品を選んで費用は抑えつつ、あとで自分でリメイクしておしゃれ感をアップさせるやり方もあります
例えばこんな記事のように、チェアの生地を張り替えると言ったリメイク
もしくは、生地の張り替えを専門にしたショップなどもあります
こういった工夫を取り入れれば、投資額は抑えつつ、自分のスタイルに合わせておしゃれ感を出すことはできます
自分の状況に合わせていろいろ検討してみてください
ちなみに我が家の場合、先に少しふれた通り、最初はコールマンのキャプテンチェアを購入しました(家族3人分)
そのあとロースタイルに変更するとき、同じくコールマンのコンパクトフォールディングチェアに変えました(レッド、ブルー、イエロー)
理由はまだ高額投資する段階じゃないと思ったからです
このフォールディングチェアは、あまりおしゃれな感じじゃないなとは思いましたが、家族三人で色を決めて使い分けているのと、ポップな色合いがインテリアのアクセントとして悪くないので、だんだん気に入ってきて自宅でも愛用しています
飽きたら生地の張り替えやフレームの色塗をしようかなと思ってます
ただ我が家の本命はカーミットチェア
ご存じない方は是非チェックしてみて下さい
3脚揃えるとかなりの額になってしまうのでまだ手が出せませんが、いつか買い換えようと資金を貯めているところです
ちなみに最初に買ったキャプテンチェアは、買うとドアしようかと考えたことはあったのですが、お客さんが来たときなど意外と使いみちがあるので、倉庫にしまってあります
定番・おすすめチェア
チェアについて書いた過去記事をリストアップしてみました
他にもいろいろなおしゃれチェアがありますので、レビューしたら随時更新・追加していきます
テーブルの選び方
テーブルサイズ
テーブルも、とにかくたくさんあってかなり迷います
ただいろいろ迷う前に、まずはサイズを決める必要があります
一般的なキャンプサイトでは、ダイニングとリビング兼用のメインのテーブル、キッチンスペース(キッチンテーブル)、ギアの収納棚、の3つで構成されています
もちろんバリエーションはあって、例えばメインテーブルがキッチンテーブルを兼ねていたり、棚とテーブルが兼用になっていたり、焚き火を囲むスタイルのサイトでは囲炉裏テーブルが設置されていたりと、様々です
ただ最初選ぶテーブルとしては、
- ダイニング、リビングのメインとして使うメインテーブル
- キッチンの作業用やくつろぐときのサイドテーブルとして使う少し小さめのテーブル
の二つがあれば良いと思います
ステップ1の公園ピクニックでは、どちらを導入しても構いません
公園であまり大きなテーブルを広げるのはちょっと恥ずかしいとか、メインテーブルはじっくり迷いたいのでまずはサイドテーブルから、と言う場合は小さめのテーブルで良いと思います
お弁当を持っていく(調理はしない)ピクニックですから、小さめのテーブルでも十分でしょう
逆にメインテーブルを買って公園ピクニックに言ってもオーケーです(我が家はこのパターン)
ある程度広いスペースが必要なのと、多少は周囲の視線が気になりますが、かなりゴージャスなピクニックが楽しめます
テーブル選びの考え方
サイズが決まったら、いよいよテーブル選びに移ります
チェアと同じ考え方をすれば、人数分を揃える必要はないので、少しお高くても気に入ったものを選ぶやり方があります
また、見た目にこだわらずに値段で決めてテーブルクロスを併用する手もあります(我が家はこれ)
このやり方なら、ちょっと見た目イマイチなものでも十分使えますし、気分に応じてテーブルクロスを取り替えて楽しむこともできます
なんて言っていると選択の幅が広がりすぎて決められません・・・
なので少し絞り込んでいきましょう!
絞り込んでいくときの考え方の一つは、セッティングや車載・収納のしやすさです
例えばロールテーブルか折り畳みテーブルかと言った選び方です
ロールテーブルは丸めるとコンパクトになる一方、テーブルとして広げたときに板と板の間にスキマがあくのと設置に少し手間がかかるのが難点です
photo by Coleman
折り畳みテーブルは設置が簡単ですがコンパクトにはなりませんただ厚みはないので、パッキングを上手くやれば、スキマにすぽっとしまえたり、車のトランクや自宅の収納での仕切り板としても使えます
pboto by snowpeak
このキャンプギアそのものを使って収納の仕切りにするやり方は効率の点で理にかなっていて、テーブルの事例ではありませんが、こんな記事を参考にしてみてください(グッドラックソファ)
また、面白い選択肢の一つとして、天板に脚を挟み込むだけのシンプルなテーブルもあります
リンクサイズが大きいと不安定さが気になるようですが、ロールテーブル、コンパクトテーブルならこれで十分です
と言うよりむしろ、天板をいろいろアレンジできて収納も便利なので、普通のテーブルよりキャンプ向きと言えますね
我が家の事例を紹介すると、今のところメインのロールトップテーブルとサブの焚き火テーブルの2つを併用しています
メインのロールトップテーブルはこれ、定番コールマンのロールトップテーブルです
先に説明したように、このテーブルはローとハイが切り替えられるのが特徴ですが、これを選んだときは、見た目ではなく価格で決めました
そして使うときは必ずテーブルクロスを掛けています
お気に入りはMarks & Webのアウトドアストライプシート
帆布の丈夫な質感とシンプルなデザインが気に入っています
ロールトップテーブルを選んだのはコンパクトに収納できるからなのですが、設置に少し手間がかかるので、最近それがめんどうに感じてきていて、二枚板の折り畳みワンアクションテーブルに切り替えようかなと考えています
もちろんその時はいまのテーブルは買取サービスに出すつもりです
サブの焚き火テーブルはドッペルギャンガーのテキーラテーブルを使っています
バーナーと焚き火台の間にこんな感じで置いていることが多いです
定番・オススメテーブル
テーブルについて書いた過去記事をリストアップしてみました
他にもいろいろなテーブルがありますので、レビューしたら随時更新・追加していきます!
キャリーカートの選び方
キャリーカートの必要性
ギアの3つ目はキャリーカートです
photo by Amazon
数年前から流行りだして、今では定番キャンプギアの一つになっていますが、いくつか注意点があるので購入は慎重に検討した方が良いです
キャンプ場にはいろいろなパターンがありますが、車からキャンプサイトまでが遠いキャンプ場の場合はキャリーカートは絶大な威力を発揮する一方、オートキャンプ場などのようにキャンプサイトまで車が入れるところでは、キャンプ道具を運ぶという点ではキャリーカートは不要です
また車に積むと意外とスペースをとるというところも注意点です
積載量に余裕のない車だと、最後の最後にキャリーカートが載らない・・・ということもあり得ます
ただし、水汲みとか、物入れとか、天板を載せてテーブルとか、いろいろ活用できるのがキャリーカートの便利なところ
例えばこんな活用方法 をご覧下さい
photo by Pintarest
また公園ピクニックでも、駐車場と原っぱが遠い場合はこれがないと辛いです
帰りに子供が疲れて寝てしまったときなどは超絶威力を発揮します!
我が家では、公園ピクニックのステップのときにキャリーカートを購入しました
今となっては車のルーフラックを買ったので積載量に余裕がありますが、ルーフラックがないときは荷物が載らずにキャリーカートを持って行くのを諦めたこともあります
とは言え、結果的には買って良かったなと思っています
理由は、いつも行く公園は駐車場と原っぱが遠いこと、オートキャンプ場に行っても水汲みや物入れとしてキャリーカートが活躍するからです
これからキャンプを始めるなら当然どんなキャンプ場によく行くかなんて決まっていませんが、いろいろ使い道があることを考えると、
- 車がミニバンクラスやワゴン+ルーフラックなら買い
- それ以下の積載量なら必要になるまで保留
が良いと思います
定番・オススメキャリーカート
定番のオススメキャリーカートをいくつか紹介します
まずは定番中の定番
我が家でも使っているコールマンのキャリーワゴンです
気に入っているポイントは耐荷重100kg
テーブルやチェア、その他のギアを満載した上で娘を載せても問題ないほど頑丈です
ただしそこまで載せると引っ張るのが超絶つらいです・・・
次はキャンパーズコレクションのエブリデイキャリー
耐荷重は80kgと十分で、なおかつ深さがあるのが特徴です
いろいろなモノを放り込むと、この深さが便利なときがあります
ただこのタイプはテーブルに転用するのは無理そうです
最後はおしゃれ度ナンバーワン
RADIO FLYERのClassic Red Wagonです
Classic Red Wagonだとちょっとワゴンの深さが足りないです
そんなときはスチール&ウッドワゴンです
揃えるとキャンプでも使えて便利なギア
最後にいくつかあると便利なギアを紹介します
我が家も最初は公園ピクニックから始めたので、その経験に基づくオススメです
サンシェード・ポップアップテント
公園やビーチでは良く見掛ける定番ですからキャンプをしていなくても持っているかも知れません
実はこれってキャンプでも有効活用できます
一つは物置
サイトに溢れたものを(特に遊び道具)をしまっておくのにちょうど良いサイズ感です
あとは子供の秘密基地
これを与えてこどもキャンプをやらせるとかなり食いついてきます(笑)
我が家はちょっと設営に手間がかかるコールマンのスクリーンシェードを使っています
ワンタッチで開くポップアップテントはキャンプに限らずよくある定番品なので、ここではちょっと変わったものを2つ紹介します
一つは有名なフランスのケシュアもう一つはデンマークのメーカーEasycampのフェス用テントです
ケシュアのポップアップテント2 SECONDSシリーズ
デンマークEasycampのポップアップテントの過去記事です
レジャーシート
これもピクニックには必需品なのでもうお持ちかと思います
キャンプでも使うときはテントの前室に敷く使い方がメジャーです
テントの中に入るときには靴を脱ぎますが、テントの内外がいきなり切り替わるより、緩衝地帯・中間地帯としてのレジャーシートエリアがあると靴の履き替えや荷物置き場として便利です
その時にオススメなのは起毛のふわふわした手触りが良いピクニックシート
テントの中に敷くとなんとなく家の中のじゅうたんを踏んでいるような気がして気に入ってます
我が家の愛用品はコールマンのレジャーシート
ふわふわな感触が気に入っていて、肌寒い春先のお花見やや秋の運動会などにも大活躍しています
ブランケットとクロス
最後がブランケットとクロスです
もちろんこれは自宅で使っているものと同じで全く構いません
キャンプ専用というのはないです
でも先に紹介したテーブルクロスのように、クロスやブランケットをかぶせて自分の好みに合わせたりおしゃれ感を出したりしているキャンパーさんはたくさんいます
定番のおしゃれキャンプアイテムの一つなので初めからもっていると後々重宝すると思います
イチオシは先に紹介したMark & Webのストライプシート
photo by Marks&Web
他には例えば定番中の定番ペンドルトン
ちょっとというかかなりお高いブランケットですが、おしゃれキャンパー御用達とうぐらいメジャーです
ペンドルトンは憧れるけどちょっと高くてなかなか手が出ない・:・
という場合のオススメはこれ
お手頃価格で有名な衣料品チェーンしまむらで売っているペンドルトン風のブランケット「シマベルトン」です
お近くにしまむらがあれば是非チェックしてみてください!
まとめ
おしゃれキャンプへのファーストステップ、公園ピクニックについて解説しました
いつもやってるピクニックにちょっとしたキャンプの要素を加えると、格段に雰囲気が高まってピクニックが盛りあがること間違いなし!
そんなゴージャスピクニックを楽しみながら、一番の目的であるキャンプの練習をすることができます
ここで揃えたキャンプギアは、そのままキャンプサイトのリビング・ダイニングにできるので、まさに実践練習です
ぜひぜひキャンプに行った気分で楽しんでみてください
そして自分のキャンプスタイルを見つけるための第一歩にして下さい
次回はステップ2のベランピングです
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