緑に映える赤、キャンプサイトで目立つ赤、紅葉になじむ赤、ほんのり暖かく感じる赤
キャンプスタイルに赤を取り入れるキャンパーさんはたくさんいます
何を赤にするかは人それぞれ
食器やカトラリーなどの小物から、ランタン、クーラーボックス、チェアなどなど
そして赤いギアを使う目的もさまざま
ワンポイントで赤を取り入れるとカワイイ、おしゃれ、とにかく好き、などなど
そんな赤にこだわるキャンパーさんの究極と言えば、やはり赤いテントやタープでしょう
ちょっと勇気が必要ですが、目立つこと間違いなし!自己満足感も200%です
以前、赤いテントはこんな記事で紹介しましたが、
今回は赤いタープ
おしゃれキャンパーに密かに人気の知る人ぞ知るブランドのタープです
そのブランドは「DAIS」と「CUCUCHI」
山形のアウトドアショップ、「OUTDOOR SHOP DECEMBER」が取り扱う完全受注生産のこだわりのタープです
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コンテンツ
「OUTDOOR SHOP DECEMBER」とは
「DECEMBER」は山形市飯田に店を構える小さなおしゃれなアウトドアショップ
でもおしゃれキャンパーには人気で、時々雑誌で取り上げられたりもしています
photo by December
今回はタープのレビューですが、他にもエプロンやハンモック、ストーブやバッグ、テーブルなど、こだわり抜いたおしゃれなデザインのアウトドアグッズを豊富に取りそろえたかなり気になるショップです
キャンプギア販売の他にも、地域のアウトドア環境を活かしたさまざまなアクティビティが体験できるのも「DECEMBER」の特徴
例えばカヌー体験や沢遊び、トレッキング、スノートレッキング、ZIPFYツアーなどを楽しむことができます
カヌー体験
photo by December
沢遊びツアー
photo by December
スノートレッキングツアー
photo by December
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DAISとCUCUCHI
そんな「DECEMBER」が取り扱うブランドのうち、タープがあるのは「DAIS」と「CUCUCHI」 それぞれ個性派のタープですので、細かくレビューしていきましょう
「DAIS」の特徴
まずは「DAIS」の「キャンバスルーフ330×330」コットンタープです
photo by December
このタープの特徴はなんと言っても防水帆布を使っていること
もちろん防水ですし帆布なので造りもしっかりしていて焚き火にも強いです
重さも他と比較して重すぎることはありません
例えば定番スノーピークのタープ「HDタープ レクタ(M)」と比べても次の通り
DAIS キャンバスルーフ | snow peak HDタープ レクタ(M) | |
サイズ | 330cm x 330cm | 340cm x 415cm |
重さ | 3.6kg | 3.7kg |
単位面積当たりの重さ | 0.26kg/m2 | 0.33kg/m2 |
単位面積当たりの重さに直すとむしろ軽いくらい
ただし雨に濡れると少し重さを感じるかも知れません
そしてオススメする最大の理由は、使い込んでいくうちに経年変化し、帆布ならではの味わいが生まれてくること
キャンプ道具って、機能や価格で選ぶより、デザインが良い、長く使える、使うにつれて味が出てくる、という視点で選ぶ方が長い目で見て満足度が高いような気がしています
そんなじわじわ味わう派、育成派のキャンパーさんには、このタープの良さは十分に伝わるはず
いかがでしょうか?
大きさについて
次にチェックしておくのは大きさです
「DAIS キャンバスルーフ 330 × 330」はその名の通り3.3m x 3.3mの正方形
小さくはありませんが決して大きくもないです
photo by December
先ほどのスノーピークの「HDタープ レクタ(M)」と比べてみると、長手方向に1m弱短いサイズ
大きめのタープで面積を広く取りたいと言う方には少し物足りない感じがしますが、四角形のタープは張り方によってタープ下の有効面積を広く取れるので、例えばポールを6本使うなどすれば、3〜4人用なら十分の大きさだと思います
ちなみに少し小ぶりの「DAIS キャンバスルーフ 220 × 220」もラインアップされていて、こちらはペアまたはソロキャンプ用のサイズになります
またハトメ部分は牛皮、色味が次の2種類の中から選べます
こういう細かいところのこだわりが愛着が湧いたり湧かなかったりの決め手になることもありますよね
僕はナチュラルが好みかな
photo by December
photo by December
「CUCUCHI ピクニックコットンタープ」
次は「CUCUCHIピクニックコットンタープ」です
photo by December
このタープの特徴はなんと言っても防水じゃないこと
タープじゃなくてピクニックタープです!
って、タープが防水じゃなくてどうするのかなど?という質問が飛んできそうですが、防水性能を棄ててデザインや質感を楽しむ、そんなスタイルのキャンパーさんには他にはない満足度が得られる逸品なんです
とは言え雨が急に降ってくることもあります
そんな時の備えは防水スプレー
CUCUCHI コットンタープにオススメの防水スプレーはこちらです
タープの大きさは次の2種類です
レギュラーサイズ 400 × 330 cm (以下写真)
スモールサイズ 220 × 200 cm
photo by December
DAISと違ってこちらは少し大きめのレクタタープです
CUCUCHIもDAIS同様にハトメの種類を選べます
バリエーションはDAISより多い4種類です
photo by December
共通・スペック
「DAIS」と「CUCUCHI」の共通点とスペックについてまとめます 仕様比較表
DAIS キャンバスルーフ 330×330 | DAIS キャンバスルーフ 220×220 | CUCUCHI ピクニックタープ レギュラーサイズ | CUCUCHI ピクニックタープ スモールサイズ | |
素材 | 綿100%パラフィン加工 | 綿100%パラフィン加工 | 綿35%ポリエステル65% | 綿35%ポリエステル65% |
グロメット数 | 8ヶ所 | 6ヶ所 | 8ヶ所 | 6ヶ所 |
グロメット仕上げ | 2種類 | 2種類 | 4種類 | 4種類 |
ハトメ内径 | 10.5mm | 10.5mm | 10.5mm | 10.5mm |
サイズ | 330×330cm | 220×220cm | 330×400cm | 220×200cm |
収納サイズ | 45×25×10cm | 55×20×5cm | W50×D40×H10cm | 30×18cm |
重量 | 3,6kg | 1.6kg | ||
カラーバリエーション | スモーキーベージュ、ナチュラルホワイト、シグナルレッド、マスタードイエロー、スチールネイビー、ダークオリーブ | バーガンディ、ベージュ、オフホワイト、ネイビー、ダークブラウン、コヨーテ、ストライプブルー | ||
付属品 | 張り綱 | ガイライン(4mm)ポール用 4m×2本 ガイライン タープ四隅用 2m×4本 収納袋(本体と同素材) |
収納袋、綿ロープ、自在 | |
価格 | ¥59,184(税込) | ¥29,052(税込) | ¥37,584(税込) | ¥17,172(税込) |
納期 | 受注生産:通常1〜2週間、混雑時3〜4週間 |
まず両方ともいわゆるコットンタープです
防水性については説明しましたが、もう一つの特徴は「遮光性」
日よけとして太陽光を遮ってくれる性能は高い一方、タープ下が少し暗く感じるかも知れません
でも暗さに勝るメリットは夏場のタープ下の温度抑制効果
遮光性が高いものと低いものでタープ下の温度が5度ぐらいは違います
こな夏場の5度の差はかなり大きい!
体感できるレベルと思います
また今回のレビューは赤中心ですが、上表の通り、「DAIS」も「CUCUCHI」も赤以外のカラーバリエーションはあります
DAIS カラバリ photo by December
CUCUCHI カラバリ photo by December
ただ残念ながらポールは付属していません
どんな色のポールが似合うか・・・
例えば黒いポールにカーキとか、以前紹介したおしゃれサイトに使われています
赤タープにに赤ポールをを合わせるとか、僕は黒いポールもマッチすると思うんですが、オススメポールはこちらの記事をぜひご覧ください
なおDAIS もCUCUCHIも無料で生地のサンプルが入手できます
これは必ず確認した方が良いですね
受注生産なので、焦らずじっくり好みにマッチするモノを選びましょう
「DAIS」、「CUCUCHI」の入手はこちらから
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まとめ
おしゃれサイトを彩る赤いタープ、「DAIS キャンバスルーフ 330×330」と「CUCUCHI ピクニックコットンタープ」をレビューしました
どちらも個性的なタープですから、万人に受け入れられるものではないと思います
「道具を長く丁寧に扱い、その経年変化を楽しむ」というスタイルのキャンパーさんならこのタープの良さは共有できるかもしれません
でもさすがにちょっと重すぎない?
という方にはきっとこれが良いでしょう
4.4m x 4.4m のビッグサイズながら重さは1.1kg
このタープも赤で有名なタープ
信頼と実績のヒルバーグですから性能は折り紙つき
「DAIS」や「CUCUCHI」のコットンタープより少し明るめの赤が楽しめます