キャンプの夜のイベントに気の合う仲間や家族とキャンプシアターを楽しむキャンパーさんが増えています
ビジネスで使うモバイルプロジェクターは明るさや解像度が求められるので価格が高いのがネック・・・
でも夜のキャンプ場なら多少暗くても解像度が低くてもムービーは楽しめます
そう! キャンプシアターは低価格モバイルプロジェクターにぴったりのシチュエーションなんです
連続運転時間が2時間以下でもモバイルバッテリーで給電できるタイプならその問題なし
そんなことを考えながらキャンプでシアターが楽しめそうなモバイルプロジェクターを集めてみました
こだわったのは、
- 明るくなくてもOK
- モバイルバッテリーから給電できること
- 価格は3万円以下
の3つです
それに加えてキャンプでシアターにぴったりな便利なテントを見つけたのでレビューします!
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コンテンツ
常設ムービースクリーンのシェルターが便利そうです!
キャンプシアターに必要なのはプロジェクターとスクリーン
実はそのスクリーンがはじめから備わったシェルターを見つけたので紹介します
それはWhole Earth CollectionのEARTH Screen Tentです
photo by whole-earth.net
Whole Earth Collection(WEC)はデサントのキャンプブランドで、2011年に一度休止しましたが2015年に復活
ブルーを基調としたブランドカラーが特徴で、テントやタープ、テーブルやチェアなどのファニチャー類、寝袋、ランタン、クーラーボックス、キャリーワゴンなどキャンプ用品の展開があります
このWECのシェルターEARTH Screen Tentに、なんとムービースクリーンが常設されているんです
photo by whole-earth.net
なかなかない珍しい機能
ちょっとびっくりしました
キャンプシアターのスクリーンは、テントやタープに写したり、お手製のスクリーンを用意したりといろいろ工夫されていて、Tシャツに投影するという強者のソロキャンパーさんがいたりします
でもシェルターにスクリーンがついているなら準備不要
気の合う仲間や家族を集めていつでもムービーが楽しめるので、夜遊びの選択肢がまた一つ広がります!
<仕様一覧>
サイズ | (使用時)W360 x D360 x H220 cm |
(収納時)W25.5 x D25.5 x H79 cm | |
重量 | 約12kg |
耐水圧 | (テント本体)3000mm、撥水加工、UPF50+、シルバーコーティング |
(グランドシート)2000mm、撥水加工 | |
カラー | Chrome Yellow |
素材 | (テント本体)ポリエステル |
(グランドシート)ポリエステル | |
(ムービースクリーン)ポリエステル | |
(ポール)グラスファイバー | |
(ペグ)スチール | |
(ハンマー)スチール/ラバー | |
(収納袋)ポリエステル | |
付属品 | ペグ、ハンマー、収納袋 |
定価 | ¥37,000(税別) |
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キャンプにおすすめ モバイルプロジェクター5選
では次に、キャンプシアターに使えそうなモバイルプロジェクターを5つ集めてみたのでレビューします
モバイルプロジェクターを選んだポイントは
- 明るさ 夜に上映するので明るくなくてもOK
- バッテリー 連続最低1.5hかモバイルバッテリーから充電可能
- 価格 そりゃ安い方が良いので3万円以下
の3項目です
一般的なモバイルプロジェクターの選定だと、明るさや接続方法、解像度などの別の注目ポイントはありますが、夜のテントでの上映を考えると明るさはそれほど重要ではないので、そのぶん低価格、バッテリーの持ちが良いといったところに重点を置きます
解像度はWVGA(854×480)、ワイヤレス接続は「せっかく持って行ったのにつながらない・・・」、「上映している時はネットに接続できない・・・」とった制限があるのでこだわっていません(比較のためにワイヤレス接続機種も載せていますが)
ちなみに有線接続(HDMI)の場合、iPhoneとの接続には専用のアダプターが必要です
モバイルプロジェクター一覧表
まず最初に、今回紹介するモバイルプロジェクターの一覧表がこちらです
大きさ | 重量 | 輝度 | 解像度 | 接続方式 | バッテリー | 実勢価格(税込) | |
epico PJ214A | 125 x 60 x 22.5 mm | 125g | 50lm | 854 x 480 | HDMI, Wifi | 1.5h | ¥11,098 |
Lenovo P0510 | 120 x 110 x 29.5 mm | 288g | 50lm | 854 x 480 | Wifi | 3h | ¥16,980 |
Canon MINI PROJECTOR C-5 | 124 x 71 x 20 mm | 169g | 50lm | 640 x 480 | HDMI | 3h | ¥20,000 |
EZAPOR HDP200 | 100 x 100 x 22 mm | 160g | 80lm | 854 x 480 | HDMI, Wifi | 1.5h | ¥29,000 |
ASUS ZenBeam E1 | 83 x 110 x 29 mm | 307g | 150lm | 854 x 480 | HDMI | 5h (50lm) | ¥30,202 |
※価格は2017/09/06調べ、表は横にスクロールできます
トップ・ワン モバイルプロジェクター epico PJ214
今回選んだ5機種で一番低価格なのがこれ、epico PJ214です
Photo by Amazon
Photo by Amazon
低価格ですが基本機能は充実していて、125gと軽量、50ルーメンと暗めですがそれは問題なし
解像度は854×480のWVGA、バッテリー寿命は1.5時間ですがモバイルバッテリーをつないで連続稼働可能
専用アプリでワイヤレス接続も可能です
口コミによるとファンの音が大きすぎるのが難点
気にならないという意見もありましたが、静かな雰囲気の映画には向かないかもしれません
そこは値段との兼ね合いでしょうか・・・
不満な点
・本体のファンの音が大きすぎる。
・無線接続の説明がマニュアルにない。
満足している点
・コンパクトで、別売りのミニUSB・HDMIコードを購入すればスマホのみでプレゼンも可能
・解像度を気にしなければ十分使える。
引用:Amazon
Lenovo P0510
次はLenovoのP0510です
Photo by Rakuten
Photo by Rakuten
見た目もすっきりしていて小型・軽量(288g)、最大3時間の連続動作ができる魅力的な機種ですが、最大の特徴?懸念点?がワイヤレス接続しか対応していないところ
AndroidならMiracast、iPhoneならAirPlayでの接続になりますが、接続が安定しているかというとそうでもなさそう・・・
つながらない時もあるようです
ワイヤレス接続は有線の煩わしさがない点が魅力ではありますが、接続に安定性がないとイライラのもとになります
せっかく盛り上がったところで「つながらない〜(>_<)」は避けたいところ
ワイヤレス接続に自信のない方は避けておいたほうが良いかもしれません
逆にワイヤレスが良いという方には、性能バランス&価格の点で非常に魅力的な機種ですね
Canon mini Projector C-5
次はCANONのC-5
Photo by Amazon
この機種から実勢価格が20,000円を超えてきてしまうのですが、性能のバランスはとても良いと思います
最長3時間のバッテリー、169gと軽量、50lmあれば十分ですし、640×480の解像度も許容レベルです
上位機種に100lmのC-10があるのですが、こちらは値段が約2倍に跳ね上がるので今回は候補から外しました
ただ口コミの評価が高くないので要注意
理由はワイヤレス接続の安定性です
ただHDMI接続と割り切れば問題ないので、キャンプシアター用途には選択肢の一つになりそうです
EZAPOR HDP200
実勢価格で30,000円をちょっと切るくらいの価格設定ですが、口コミ評価も高く性能面でも十分
かなりの有力機種です
バッテリー駆動で80lmは今回ピックアップした5機種の中で最も明るくなっています
Photo by Amazon
Photo by Amazon
特に他の機種で指摘されいてるワイヤレス接続の安定性についてポジティブな口コミが多いのが特徴
ワイヤレス接続はキャンプシアターには必須ではないと思いますが、総じてネガティブな意見が少ないのは好印象です
この価格でこれだけ綺麗に映し出されるのは、驚きました。
本体のサイズも思ったより手軽に使えます。
iphone7とのairplayはばっちりで、快適な大画面で楽しんでます。
画像もきれいだし、明るさも十分で、満足してます
引用:Amazon
ASUS ZenBeam E1
Amazonの価格で少しだけ3万円オーバーなのですが、評判が最も良い機種なので載せました
Photo by Amazon
Photo by Amazon
例えばこんな口コミ
同じ目的で使っているキャンパーさんからです
バッテリー内蔵でコレと三脚にスクリーンさえあれば何処でも上映会が出来るのは非常に良いですね、バッテリーも映画2本くらい流せ明るさも夜なら充分ありキャンプの夜を盛り上げてくれます
引用:Amazon
308gと若干重いですが、6000mAhのバッテリーを搭載していてスマホなどへの給電もできる優れもの
バッテリー駆動時間は約5時間とダントツです(ただし50lmの低輝度モード)
他機種で課題となっているワイヤレス接続は対応しておらず、HDML/MHLの有線接続のみ対応
接続の安定性に不安があるなら逆に有線のみの方が良いかもしれませんね
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まとめ
キャンプでシアターのモバイルプロジェクターと便利なテント、いかがでしょうか
モバイルプロジェクターは、ここ数年で小型・軽量化、高輝度化、そして低価格化が大きく進み、気軽にキャンプに持ち出せる機種が増えました
各機種にいろいろな特徴がある中、キャンプシアター向けのモバイルプロジェクターとしてはASUSのE1がベスト、次点がEZAPOR HDP200でしょう
両機種とも若干価格が高めですが、口コミ評価が高いのが一番の安心ポイント
これならキャンプでムービーを安心して楽しめそうです
大自然の映画館で家族や仲間と見るムービーは、いつもと違う楽しいひとときになるはず
「たまにはそんな楽しみ方も良いかな」と思ったら、次回のキャンプのお供にモバイルプロジェクターを検討してみるのも良いですね
eyecatch photo by Hyakkei