キャンプをしていて突然雨風が強くなってきたとき、タープを低く張り直したり、2ルームテントの前室にキャンプギアを集約させたり、と言った濡れないための対応が必要になりす
でもうまくレイアウトチェンジをしないとサイトがぐちゃぐちゃになってしまうことも・・・
我が家では試行錯誤の上、一つのパターンを決めました
雨が降ってきたとき、わずか数十秒で雨の日用のレイアウトに変更する必勝バターンです
今回はそんな我が家のレイアウトチェンジテクニックを紹介します
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コンテンツ
雨風が強いときの問題点
雨風の避け方と問題点
雨予報の中でキャンプサイトを作るとき、雨が降ってきたときのことを考えて、タープ下とか2ルームテントならキャノピー下や前室にリビングやキッチンスペースをレイアウトします
強くても雨だけならそれで良いのですが、風が強く吹き込んでくるような場合は、さらなるレイアウトチェンジが必要になってくることもあります
例えばタープなら、吹き込んでくる側を少し低めに落としたり、2ルームテントならキャノピーを低く落として外のものを前室に引き込んだり、と言ったレイアウトチェンジです
短時間なら使い勝手は度外視して雨風を凌げば良いのですが、長時間に渡るときはその状態で料理をしたりキャンプを楽しめる工夫をする必要があります
でも、そのようなレイアウトチェンジはあらかじめ想定していないと、慌てて場当たり的に対応してしまうため、サイトレイアウトがぐちゃぐちゃになって、キャンプを楽しむどころではなくなってしまうことも・・・
もちろん、アクシデントや不便を楽しむこともキャンプの醍醐味の一つですが、それに備えていろいろ考え準備しておくことも楽しみの一つです
キッチン周りのレイアウト
このように風雨を避けるためにレイアウトチェンジを余儀なくされた場合、一番困るのがキッチンレイアウトです
ロースタイルキッチンで、天候に関係なくいつもタープ下や前室にレイアウトしている場合は大きな問題ありません
でもハイスタイルキッチンを使っている場合、タープを下げたり前室に入れることによって、キッチンスペースが窮屈になり使えません
なんとか雨風がしのげるようになったとしても、火を使うバーナーのすぐ上にタープやテントがあるとちょっと心配
ここをうまく改善しないと、風雨が長時間にわたる場合には使いずらい中での作業が続くので、せっかっくの楽しいキャンプが苦行キャンプになってしまいます
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キッチンのスタイルチェンジ
そんな問題を解決するため、我が家では一つのパターンを決めました
キッチン周りのレイアウトを数十秒でレイアウトチェンジする簡単な方法です
我が家のキャンプキッチンの事情も含めて、このレイアウトチェンジ法を編み出すに至った経緯を説明します
我が家のキャンプキッチン事情
我が家ではここ数年前にすべてをロースタイルに変更してサイトレイアウトをしてきました
メインテーブルもロー、チェアもロー、それに併せてキッチンもロースタイルです
そんなロースタイルを使いこなしているキャンパーさんはたくさんいますが、我が家ではいくつかの問題点が出てきました
主なところはこの2つです
- キッチン周りの収納スペースが足りない
- 調理のときの移動がめんどくさい・・・
ロースタイルキッチンだと、当然ですが空間を縦方向に使えません
キッチン周りのツール(調理器具や食器など)を置くのに平面的にスペース使うことになるため、どうしても占有スペースが広がってしまいます
そうなると問題になるのが、まずはスペースです
あまり広げすぎるとタープ下に収まりませんし、モノばかり増えてしまいます
次に問題になるのは移動距離や動線です
平面的にスペースを使っているので物を取りに行くときの距離も長くなり、とにかく立ったり座ったりする回数が増えてしまって面倒・・・
座ったまますべてに手が届く、いわゆるコクピット型のキッチンレイアウトなら問題ありません
でもファミリーキャンプのように人数が多いと、その分モノも多いしキッチンも広くなるし、座ったまますべてに手が届くと言ったレイアウトは難しいです
そんな経緯があり、我が家ではキッチンだけはハイスタイルに戻しました
やってみると先に述べた問題点はすっかり解消できました
でも今度は、今回のテーマである雨の日レイアウトの問題が出てきました
タープの下にキッチンを入れると窮屈になってしまう問題です
我が家の雨の日レイアウトチェンジ
そんな我が家のハイスタイルキッチンですが、風雨が強いときのレイアウトチェンジはパターンを一つに決めています
やり方は簡単、バーナーだけをロースタイルに変更するんです
かかる時間は数十秒なので、突然の雨でも問題なく対処できる便利なやり方です
手順としては次のようになります
- 雨が予想される場合、あらかじめタープ下にキッチンを設置しておく(ただしタープは跳ね上げておく)
- 雨が降ってきたらメインテーブル横にラックを設置してバーナーをそこに移動する
- キッチン上のタープを低めに張り直して風雨を避ける
風雨が強いとキッチン上ギリギリまでタープを下げることになりますが、その下でバーナーを使うとなるとちょっとタープに近すぎて心配になることが多々ありました
もちろん火が近いので心配という意味もありますが、真下の近くで煮炊きするとタープがビショビショに濡れてしまうこともあります
と言うことで、だったらバーナーだけロースタイルに変更してタープから離してしまえば良いじゃん、という発想でこのやり方を思いつきました
具体的に写真で説明すると、次の写真がハイスタイルのラックにバーナーを載せて使っている状態です
それをスタイルチェンジすると次の写真のようになります
メインテーブルの横に低いラックを置いてその上にバーナーを移動してくるだけなので、どんなにかかっても数十秒でスタイルチェンジは完成します
夏キャンプでの夕立など突然天候が変化したときでも、短い時間で変更できるのはとても便利です
変更点も少ないので、サイト全体のレイアウトにはほとんど影響せず、その後も変わらずキャンプが楽しめます(雨風は強いですけど・・・)
バーナーをロースタイルにするときのラックは、ユニフレームのフィールドラックを使っています
脚を折りたたむとコンパクトになるので、どこかの隙間に差しこんでおけば車載の問題はまったくなし
とても便利なラックです
photo by UNIFLAME
我が家で使っている様子はこちら
ちなみに、これまでの経験から言うと、このタイプのレイアウトチェンジが必要になるケースはそんなに多くありません
たいていの雨キャンプなら(風が強くないなら)タープを跳ね上げた下にキッチンをレイアウトしておけば良いので、わざわざレイアウトチェンジする必要がないからです
次の写真は、とあるキャンプでのキッチンの様子で、タープ下に配置しています
これでたいていの雨はしのげるので出番はあまり多くありませんが、念のためにフィールドラックはいつも積んでいます
アウトドアの天候変化は予想が外れたり急だったりすることが多いので(特に夏キャンプの夕立は突然やってくるので)持っていて損はないと思います
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まとめ
以上、雨の日のレイアウトチェンジについて我が家のやり方を紹介しました
バーナー位置の変更だけで対応でき、使うのは低めのラックのみ
とっても簡単なので、ロースタイル&ハイスタイルキッチンを使っているキャンパーさんにはぜひオススメしたいと思っています
ちなみにこの時、バーナーの高さがメインテーブルと面一ぐらいになることが快適ポイントの一つ
その点でユニフレームのフィールドラックは高さはバッチリ
我が家のコールマンの2バーナーを載せて高さがぴったり一致します
脚を折り畳めばスペースは取らないし、フィールドラックならお値段もお手頃
車に1個積んでおいて損はないと思います
我が家の雨の日用バーナーラックはこちら
ブラックもあります