我が家ではこれまでずっと寝心地&暖かさ優先で エアベッドを使ってきました
でも今年からコンパクト、軽量、低価格、寝心地バツグンのコットに乗り換えです
そのコットはドッペルギャンガーのバッグインベッド
エアベッドから乗り換えた経緯や使ってみた感想、注意点などを解説します
ちなみに、我が家のスペックはこんな感じです
- パパ:どんなところでも爆睡可能
- ママ:暑がり&寒がり
- 娘(小学生):寝相悪し
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コンテンツ
コット乗り換えのきっかけ
コットの話に入る前に、これまで使ってきたエアベッドについて説明します
我が家で愛用してきたのはコールマンのデュラレスト
photo by Coleman
ママと娘がダブルサイズ、パパがシングルサイズを使ってきました
寒がり&暑がりのママと寝相の悪い娘に満足して貰うには、断熱が良く大きい割には価格が高くないエアベッドはベストチョイスと言えます
その中でもコールマンのデュラレストは値段、機能、信頼性のバランスが取れた良いエアベッドだと思います
もちろんデュラレスト購入前にいろいろ検討しました
マットはエアベッドほどの断熱やクッション性は期待できないし、性能を追い求めると高価格、そして3倍・・・
コットも軽量&コンパクトを追い求めると、その当時、結局は高価格なハイスペック品にたどり着いてしまいました
そうなるとやはり、ファミリーキャンプ向けにはエアベッドは最強でしょう、ということでデュラレストにたどり着いた経緯があります
おすすめエアベッドに関する記事はこちら
でもある時、ふと思いついて家族全員分のコットを借りてキャンプをしてみたことがありました
季節はゴールデンウィーク、レンタルできたのはコールマンのコールマン ベンチ GIコット4
photo by Amazon
結構ごっつい、いわゆるハイタイプのコットですが、テントの中に3人分をちょうど並べることができ、いざ寝てみると、予想以上に快適でした
というか、エアベッド独特のふわふわ感がなく、家のベッドの寝心地に近い感じです(当たり前ですね)
ということで、この時点ではコット良いねぇという意見で一致しました
ただ、レンタルしたコットがかなりごっついハイタイプで、組み立ても収納も一苦労な感じのものだったので、もっと軽くて組み立ても楽ちんなモノじゃないとダメだねという結論でした
そこから我が家に最適なコット探しが始まりました
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コットに求める条件
次に我が家で求めるコットの条件とバッグインベッドにたどり着いた経緯を説明します
低価格
まずはエアベッドと同じ議論ですが、低価格であることは譲れません
我が家はまだ3人なので少ない方ですが、4人、5人となると相当なインパクトですから、できるかぎり1台のコストは抑えておいた方が良いです
ただしあまり安価だとどうしても不安がつきまとうので、今回は一万円前後を条件に探しました
組み立てのしやすさ
キャンプでは、たいていコットは設営の時に組み立ててしまえばあとは撤収まで広げっぱなしですが、例えば家の庭やベランダで使いたくなるシチュエーションも想定しました
その場合、ずっと広げっぱなしというわけには行かないので、組み立てのしやすさは必須条件
ママや娘にも組み立てやすいモノが求められます
軽さ&サイズ
これも普段はテントの中に入れっぱなしで使いますし、クルマに積んでしまえば重さはさほど重要じゃないかなと思ったこともありました
でも、家で使うことも考えたり、キャンブでもテントから出して使うこともあり得るだろうし、いくらクルマと言ってもいつもいつもパッキングには苦労するし、軽くてコンパクトに収納できることは必須条件としました
重量3kg以下を目安としています
また当然ですが3つ並べてインナーテントに入りきらないといけません
インナーのサイズが223cm×223cmなので、コットの横幅は223cm ÷ 3 = 74cm以下と言うのも重要な条件です
かつ背の高いテントではないのでハイコットはムリ、必然的にローコットになります
※テントはMSRのエリクサー4 です
その外
コット寝で一番心配だったのは、寝相の悪い娘がコットで寝られるかどうかでした
ただ予想に反して意外と大丈夫
コットをインナーテントに入れると、よほど大きなテント出ない限り、結構間隔を詰めてピッタリとくっつけて設置することになります
結果、コット3台分のフラットなスペースが生まれます
もちろんフレームのところはでこぼこしていますが、寝相が悪くて落ちてしまうようなスペースがないので、これも結局は気にしないことになりました
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コット探し
結局我が家の求めるコットの姿は、
- ローコット
- 一万円前後
- 軽量&コンパクト(3キロ以下)
- 組み立てが簡単
- 幅が74cm以下
となりましたので、この条件でコット探しを始めました
まずは有名ブランドのチェック
軽量コンパクトなローコットと言えば、サーマレスト、ヘリノックスが真っ先に思い浮かびます
当然、これら有名どころのチェックコットはチェックしてみましたが、案の定価格が折り合いません
一台で三台分のお値段
取りあえず今はスキップとしました
格安コット
ネット通販サイトで探せば、5,000円ぐらいの価格帯のコットがすぐに見つかります
その中にローコットもいくつかありますが、共通して言えることは
- 脚が華奢に見える
- 構造がシンプルじゃない
の二つでした
特に構造は凄く気になって、壊れやすいイメージがしました(ほんとはそうじゃないのかもしれませんが)
価格帯を10,000円前後に上げると、それなりに良さそうなものがヒットします
例えば大人が四人乗っている写真でアピールしている製品など
そんな中で、キャンプハックのこのページは参考になりました
Amazonで発見した10,000円以下の軽量コットを買ってみた
ノーブランドでもこのあたりなら大丈夫かな?と思っていたちょうどその時、目に入ったのがドッペルギャンガーのバッグインベッドでした
バッグインベッドの特徴
ドッペルギャンガーのページをチェックして、バッグインベッドが我が家の条件を全て満たしていることがわかりました
高さ15.5cmのローコット
幅が72cm(74cm以下)
2.4キロと軽量、畳むとコンパクト
価格は約10,000円
組立が簡単(ウチの娘でもできました)
ベージュならカラーリングにうるさいママもOKの様子
しかも耐荷重は120kgなのでパパ+娘ならセーフです
photo by ドッペルギャンガー
購入&お試しレポート
と言うわけで、取りあえず一台をすぐに購入 、試しにリビングで一晩寝てみました
やはりエアベッドのふわふわ感がなくしっかり体をホールドしてくれるので、コットの方が寝心地良く感じました
その後、高さ、組み立て方、重さ、色合いなど、家族会議で協議の上、見事合格
追加で残りの2台を購入しました
組み立ててテントに並べてみる
残り2台が到着して3つ揃ったところで、早速組み立ててテントに並べてみました
バッグインベッドはその名の通り「バッグ」に全てが入っています
このキャリーバッグは長さが約51センチ
実際に持ってみるとかなりコンパクトな印象です
ちなみに娘はDODのウサギマークを気に入っています
脚部パーツ、フレームポール、生地を取り出し、脚部パーツとフレームポールを組み立てます
フレームポールを生地の両サイドに通したら、いよいよ脚部パーツの接続です
コットの組み立ててココが一番力作業になるのですが、下の写真のように、反対側を脚で踏みつつグイっと押し込むと比較的簡単に脚が組み立てられました
試しに娘にもチャレンジして貰いましたが、最後の力業のところの補助があれば、一人でできる簡単さでした
組み立ては大人がやれば数分レベルで終わります
3台組み立てても10分かかりませんでした
組み立て完了したので早速テントの中に入れてみます
まずはテントの両サイドに1台ずつ
エリクサー4は4人用のテントなので、こうやって使うとかなりの余裕があります
ママと二人でキャンプに行けるようになったらこのパターンですね
次に最終形、3つを並べてみます
エリクサー4のインナーテント幅のカタログ値が223cm
バッグインベッドの幅が72cmなので72cm x 3 = 216cm
ということでちゃんと3台入りました
少し角の部分がテントを押していますが、これくらいなら許容レベルだと思います
注意点
今回はテントの中にコットを入れて使うスタイルを紹介しました
ただこのやり方には重要な注意点があります
それはコットの脚を直接フロアに接するようにしてしまうと、そこに荷重が集中するので、テントの生地が傷んでしまうこと
コットの下に何かしらのマットを敷くなりフロアが傷まないような工夫が必要です
我が家ではゴムレールのようなモノを脚にはかせようと探しています
見つけたら参考に紹介したいと思います
まとめ
我が家が選んだバランス最強コット、ドッペルギャンガーのバッグインベッドをレビューしました
家族全員ローコットで寝ると決めているなら、ベストな選択に近いと感じました
そのうちサーマレストとかヘリノックスとか試してみたい気はしますが、今のところバッグインベッドで十分
ザックリ4万円 × 3が1万円 × 3になったわけですから、かなりのお得感
かといって寝心地は良いし、軽くてコンパクトで組み立ても簡単
カラーリングも落ち着いているし、現時点で最強コットかもしれません
当然ですが、浮いた予算で他に何を買おうかといろいろ物色中
このお買い得感は、同じようなファミリーキャンパーさんたちとシェアしたいです
オススメです!