先日自分の娘が小さい頃の写真を眺めていて、ふと、赤ちゃん連れでキャンプを始めたいキャンパーさんにはどんなテントが良いのかな?と考えてみました
- 子供が小さいうちは2人で十分だけど、大きくなったらどうなるの?
- 子供に手が離せないから設営や撤収は手短に済ませたい
- せっかくキャンプを始めるならちょっと頑張って性能・品質が良いモノを使いたい
そんな条件で絞り込んで行くと、たどり着く答えの一つがスノーピークのタシーク
これなら赤ちゃん連れキャンパーさんのお悩みを一気に解決してしまう可能性大!
その他にも、将来のファミリーキャンプを見据えたカップルキャンパーさんや、夫婦二人にちょうど良いコンパクトサイズの2ルームテントを探している方にもタシークはオススメできるなと思いました
その理由は3つ
早速レビューしていきます
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コンパクトサイズで張りやすい
タシークはスノーピークの2ルームシェルターのラインアップの中では一番小さいコンパクトサイズ
photo by snowpeak
他の名だたるシェルターと比べてみるとそのコンパクトさがわかると思います
メーカー | 製品名 | 長さ | 幅 | 高さ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
スノーピーク | タシーク | 500cm | 320cm | 210cm | 17kg |
スノーピーク | ランドロック | 625cm | 405cm | 205cm | 22kg |
スノーピーク | トルテュPro | 580cm | 360cm | 205cm | 24kg |
スノーピーク | トルテュライト | 580cm | 360cm | 205cm | 18.5kg |
コールマン | コクーンII | 670cm | 400cm | 220cm | 30kg |
小川キャンパル | ティエラワイド | 580cm | 400cm | 205cm | 21.3kg |
キャンプの場合、大は小を兼ねる場合もあれば、そうじゃない場合もあります
その一つが設営や撤収の手間
大きなシェルターほど手間と時間がかかるので、例えば小さい赤ちゃんから目を離せないファミリーの場合、パパ一人で張れる幕の方が圧倒的に使いやすいです
真夏のキャンプなどで小さな子供を車に残してパパとママが設営に熱中してしまうのは危険なときがあります
我が家でも一度、寝ている娘を車に残してテントの設営をしていたら、たまたまエアコンの調子が悪くて、危うく事故になるところだった経験があります
その点タシークなら一人で設営可能(メーカーは2人を推奨していますが、コツをつかめば一人でできます)
一人設営ならこんなページ(ゆうにんの初心者キャンプ日記 )が参考になります
お子さんが小さいならパパ一人で設営・撤収できることはかなりの重要ポイント!
これがオススメする理由の1番目です
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拡張性が高いので子供が大きくなっても大丈夫
2番目のポイントはタシークの拡張性です
標準では2人用のインナーテントが付属していますが、オプションのエクステンションと4人用のインナールームを使えば、トルテュ並の4人用2ルームシェルターに早変わりします
photo by snowpeak
この2人用インナーテントが
photo by snowpeak
こちらの4人用インナーに変更できます
photo by snowpeak
幼稚園の年中さんぐらいになると親子3人では2人用のタシークのインナーテントではちょっと手狭
そのときにもう一人お子さんが生まれているかもしれませんしね
そんなとき、インナーテントを4人用に変更できるのはかなり便利
また前室もビッグサイズの2ルームシェルター並に広がるので、リビングスペースとして十分な広さです
さらに付属の2人用インナーテントはエクステンション側にも接地できるので、例えば大人と子供のテントを分けたり、物置として使ったりすることができます
デフォルトのタシークと4人用インナーテント
photo by snowpeak
エクステンション+4人用インナーテント
photo by snowpeak
エクステンション+4人用インナー+2人用インナー
photo by snowpeak
子供の成長に合わせて拡張することもできますし、逆に子供が大きくなってキャンプについてきてくれなくなったら、夫婦2人にぴったりなコンパクト2−ルームに戻して使うこともできます
これがタシークの特徴の一つ、拡張性です
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計算され尽くした設計、信頼のスノーピーク品質
タシークをオススメする最後の理由は、やはりスノーピークの製品であること
スノーピークの幕体は使われている材質によって、エントリーライン、スタンダードライン、プロラインの3種類がありますが、
タシークはそのうちのスタンダードラインになります
たとえばテントやシェルターの耐環境性能を表す指標の一つが耐水圧ですが、スタンダードラインの場合、ルーフ部の耐水圧はミニマム3000mmとキャンプ用テント(山岳用でない)としては十分過ぎるスペックです
しかもスノーピークの場合ミニマムなので、幕全体の一番弱い部分で3000mmが保証されています
もちろんスノーピーク製品に興味のある方ならご存じの通り、耐水圧以外も安心の性能と品質
拡張性と併せて長く愛用できるシェルターですし、最初に購入するシェルターとしては買って安心な製品だと感じました
まとめ
赤ちゃん連れの初心者ファミリーキャンパーさんにイチオシの2ルームシェルター、スノーピークのタシークをレビューしました
我が家ではスノーピーク本社(新潟県三条市)に隣接するキャンプ場によく行くので、いろいろなテントをレンタルして試してみた経験があります
娘はもうベビーではなくなってしまったので、残念ながらタシークは使ったことありませんが、似たような構成としてランドブリーズ+リビングシェルの連結などはやったことがあります
テントとシェルターの連結って誰もが一度は憧れると思いますが、やってみるとかなりの重労働だと言うことがわかります
一人でできないことはないけど、ヘトヘトになる覚悟が必要
ある意味、苦行です・・・
その点、タシークはシェルターはコンパクトサイズですし(他の2ルームシェルターと比べて)、エクステンションの設営も難しくはありません
せっかくのファミリーキャンプなので、余計な手間は最小限にして、家族の楽しい時間を満喫したいですね
お子さんの成長とともに一緒に成長するテントでハッピーキャンプライフを!
eyecatch photo by snowpeak