キャンプサイトのキッチンはサイトの顔と言っても良いスペースですが、こまごまとしたキッチンツールや調味料などで、ついつい乱雑になりがちです
しかも、いくら車に載せるとはいえ、運ぶのもひと苦労
そんなお悩みの解決方法は二つ
断捨離するか頑張って持っていくか
でもその断捨離ができないのがもう一つの悩みという方は多いはず
そんな時に便利なのがおかもちです
おかもちと聞いてピンときますか?
なんとなく聞いたことがあるようなないような?
海外ではChuck BoxやPatrol Box、Grub boxと呼ぶようですが、ますますわからないですよね(笑)
キッチン周りの細々としたものをまとめて収納してしまうスーパーな収納ボックスがおかもち!
これを使えば、キッチリ収納、お手軽運搬、おしゃれ感アップの一石三鳥間違いなしのスゴイやつ!
百聞は一見にしかず、さっそく詳しく見てみましょう
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コンテンツ
おかもちとは
まずはWikipediaです
調べてみると、
岡持ち(おかもち)とは、料理や食器を持ち運ぶ際に用いる箱のこと[1]。
蓋付きの箱の両側に長柄が付いており取っ手を渡した構造になっている[1]。箱の(上面ではなく)前面に蓋が設置されたタイプの岡持ちでは、嵌め込み式の蓋を上下にスライドさせる機構を倹飩と言い、そのため倹飩箱(けんどんばこ)とも呼ばれる。
岡持ちには箱そのものを手で持ち運ぶための「持ち手」が上部についているが、現代では岡持ちごと出前機に積み、オートバイやスクーターで運ばれることもある。
かつては田植えあるいは稲刈りといった野外作業の際に用いられた[1]。今日では特に出前に用いられる。
引用:Wikipedia
ひらたくいえば料理や食器を運ぶ時に使う箱
わかりやすいのが、ラーメン屋さんやおそば屋さんで使われているこれです
この写真を見ると、あぁなるほどね、と頷く方も多いのではないでしょうか
ただキャンプ用のおかもちはちょっと違います
これはwikipedia.orgに載っていたchuck boxもしくはpatrol box、grub boxの説明です
ちゃんとキャンパーが使うって書いてありますね
A chuck box, also called a patrol box or grub box, is a device used by campers for storing the many items associated with a camp kitchen. When packed up, it looks like a large box and traditionally contains kitchen items such as cooking pots, pans, plates, utensils, and cleaning items. The box will unpack (usually with a fold down front and sides) to reveal its contents in specifically designed compartments, shelves, drawers and racks.[1] A patrol box is sometimes referred to jokingly as the “ark of the condiments.”[citation needed]
引用:Wikipedia
どうですか?何となくおかもちがどう言うモノかイメージできましたか?
では実際のキャンプ用おかもちを見ていきましょう
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tent-Mark DESIGN WORKERS OKAMOCHI
キャンプ用のおかもちとして製品販売されている一番メジャーなものがこれ
tent-Mark DESIGNのWORKERS OKAMOCHIです
photo by tent-Mark DESIGN
movie by youtube
材質 | 竹集成材 |
サイズ ハンドル無 |
W:42.5cm×D:27.5cm×H:35cm |
サイズ ハンドル有 |
W:45cm×D:27.5cm×H:47cm |
耐荷重 | 8kgまで |
総重量 | 約5.9kg |
表面処理 | ラッカー塗装 |
価格 | 16,800円(税別) |
テントマークさんがこのおかもちを製品化した経緯はhinataの記事に書いてありました
クラフト作家・長野修平氏のDIYした岡持ち型調味料BOXがキャンパーの間で話題となり、Tent-Mark(テントマーク)が商品化して登場したのが、この「ワーカーズオカモチ」です。シンプルでおしゃれなデザインとは裏腹に、ギミックちっくな構造になっていて、さまざまなものを収納して持ち運べるBOXになっています。
引用:hinata
このワーカーズおかもち、かなりの人気のせいか、普通のサイズは売り切れて入手ができなくなっています
でもハーフサイズならまだ取り扱いがあります
photo by tent-Mark DESIGN
購入された方の口コミなどを眺めてみると、満足度はあるものの、ちょっと大きいという声もあります
検討されているなら、車載可能かを念入りに確認した方が良さそうです
評判良かったので、ハーフを購入
一番手前の箱は上から外して下に置くだけ
後ろは棒一本で支える
重く、やはりかさばる上、奥行きが相当ある為、コーナンラックの2倍は広さが必要
どでかいファミリーキャンプ用で
しかし、立て付けにはずれもゆがみもなくいい感じ引用:Amazon
デザイン性・収納力・存在感全てにおいて群抜逸品と言えるものでしょう。竹集合材との事で集合材独特の臭いはしますが、使用しているうちに抜けてくるものと思います。何年か前にbe-palというアウトドア誌にも掲載され一目ぼれしたのも束の間・・売り切れの連続でテンマクデザインを取り扱っているお店にアクセスしてもほぼ売り切れ状態で中々手に入らずオークションでも値が上がり50000円近くまで跳ね上がり手がつけられない程でした。偶々アクセスした夜中にアマゾンさんで出品中との事。やっと手に入れ2日で届きました。見ているだけで幸せな気分になります。同じような姿形のオカモチを朝のモーニングboxとしてグランピング施設で届けられた時にも「素敵だなぁ・・」と感じましたが、キャンプで調味料を入れて使うもよし、自宅で調味料入れに使えばそのままキャンプへ持ち運べるし、保温瓶・コーヒーグッズや焼きたてパンとスープ・サラダをキャニスターに入れてピクニックに行くも良しとあれこれ考えています。まずは秋の紅葉を見に食べ物とコーヒーグッズを備えて出かける計画を企てでいる所です。初期のものが記憶で12000円程度・・・どの位の重さであったかは分からないのですが、そんな事が気にならない位に惚れ惚れする作品(商品)でした。一昨日アクセスした際10個あった在庫が既に5個になっている所を見るとやはり魅力ある商品である事間違いなしといった所です。キャンプをやるのであればフェスでも目を引くものになる事でしょう。男心も女心もくすぐる「いちいちカッコ可愛い逸品」といえます。購入できて本当にラッキーでした。
引用:Amazon
さて、ここまでの口コミ情報をまとめてみて気づくのは、DIY、さまざまなものを収納、ギミックというキーワード
特に自分で作ってみるという方が非常に多い印象です
なかなかキャンプ用にマッチしたものが売ってないことと、せっかくだから自分のアイデアで使いやすくしたいと言う両方が背景にあるように思います
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おかもちDIY
ショップやネットいろいろ探してみても、テントマークデザインさんのワーカーズおかもち以外、キャンプ用として販売されているおかもちは見当たりません
それなら作ってしまおうと考えるDIYの達人たちはたくさんいます
皆さん上手で羨ましい限りです
nkkmarineさんの自作おかもち図面
そんなDIYおかもちのなかでも特に秀逸なのが、nkkmarineさんの自作おかもちです
テントマークのワーカーズおかもちに触発されてこんなおかもちを自分で作ってしまった方で、
photo by BLUE MARINEと海で遊ぼう!
親切に図面も公開されています
nkkmarineさんのメールフォームから依頼すると図面を送ってくれるそうです
たかさんの自作おかもち
もう一つご紹介したいのはたかさんのキャンプ日記の記事、オカモチ(小物収納BOX)の自作です
この方もかなりの上級者で、ホント綺麗なおかもちに仕上がっています
photo by たかさんのキャンプ日記
以上、素敵な自作おかもちを2つご紹介しました
我こそは! DIYに自信あり! と言う方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか
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さまざまなものを収納
おかもちのキーワードの二番目はさまざまなものを収納です
もともと料理や食器を運ぶ箱として使われていたこともあってか、キッチンツールの収納ボックスとして定着している感がありますが、別に他の用途に使っちゃダメというわけではありません
そんなおかもちの活用事例をいくつかご紹介します
収納だけじゃなくて簡易キッチンとして
この写真のようにボックスの上部にコンロを設置すれば、収納だけじゃなくてキッチンとしても使えます
海外のおかもちを眺めているとこんなキッチンにもなるような大型スタイルが多く見られます
ちなみにこのおかもち(チャックボックス)はDIYで作ったものです
作者さんのサイトに詳しい作り方が載っていますので、参考にしてみて下さい(英語サイト)
海外のサイトではこんなキッチンボックスも見つけました
photo by Angelfire
これはれっきとした製品ですね
同じくコンロが載っていて、収納だけじゃないタイプ
これはBeaver Tree Kitchenという名前で海外からなら入手可能です(個人輸入など)
実際に持ってらっしゃる方(peak 1さん)のレポートはこちらを参考にして下さい
photo by 朝になったらでかけよう
オカモチ(キッチンボックス)いろいろ
他にもこんな大がかりなタイプもあります
photo by instructables
photo by natureb04.com
キャンプというよりピクニック、お外でティータイムといったイメージのモノもあります
photo by hypeness
日本ではキッチン回りの小物の収納ボックスというイメージのおかもちですが、海外では結構大掛かりなタイプが主流のようです
ギミック
最後にギミックのきいたキッチンボックスを一つ
何やら箱をバラしていくと、キッチンボックスに組み上がるんですね
movie by expedition portal
まとめ
キッチン回りのいろんなものをまとめて収納、運搬もラクラク!
そんなスーパー収納がおかもちです
いろいろな種類がありますが、おしゃれキャンプにマッチするおかもちをゲットするなら、今のところ、テントマークのワーカーズおかもちを購入するか、自分で作るかの二択でしょう
我が家でもこんど、自作にチャレンジしてみようかと思ってます
うまく作れたらレビューします
乞うご期待
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